11-12 UNION BINDING
2004年にスタートしたUNION BINDING。
今シーズンのUNION BINDINGをチョイスするにあたっては、少しだけUNIONの歴史的な部分から入らないと上手く伝えられないので、ちょっと前のお話から。
2004年当時のバインディングの勢力図といえば圧倒的にBURTONとFLUXの2極体制でした。
当時『バインディングの新規参入ほど厳しい』なんて言われていました。
しかし、今となってはUNIONを使用するユーザー・ライダーが目立つようになりました。
新規参入して成功した理由はとにかく【素材からのクオリティ】【機能】から製品作りをしたからである事は言うまでもありません。それが認められたからです。また、マーケティング的にはDEELUXEとのマッチングがBESTなんて言われていますが、これはあくまで!マーケティングの話であって、他ブランドとのマッチングの良さも、UNIONが躍進した理由の一つではないでしょうか。
では、どの部分が他と差別化ができたのか?おさらいします。
まずは【ベースプレート】
ほぼすべてのブランドが再生素材を混載して作ったベースプレートに対してUNIONはDUPONT社のZYTELという素材を100%使用しています。強度に優れ、ひずみの無い均等なバランスが取れる事が強みです。よっぽどの自信があるのか?LIFETIME WARRANTY(永久保証)
ヒールカップ
金属を曲げて作ると必ずそこには金属疲労が生まれ、そして伝達力もキンクしてしまいますが、UNIONのお馴染みのヒールカップは金型へ素材を流し込み形成するので、余計な負荷を加えて作ったものではないのです。よって、強度を保ちバランス良くヒールサイドへパワーの伝達が可能になります。
BUSHING
個人的にはこのBUSHING機能が発売当時すごく衝撃を受けました。

従来はボードとバインディングは共に硬いもの同士で接していました。
よくバインディングの際でボードが折れる光景を目にすると思いますが、それは雪面とバインディングに挟まれたボードの力の逃げ場所が無い事を裏付けています。UNIONのバインディングを使用しているユーザーさんのボードの折損は従来よりも減っています。またもちろんですが、雪面やボードから来る振動吸収の役目も果たしています。
これらが、以前から今期のモデルまで備わった機能性です。
では11-12 MODELを
まず11-12 MODELで最も注目してほしいアイテムがATLASです。

噛み砕いて言うならばFORCE(下記画像)の軽量化バージョン。もちろんトゥーストラップなど全般的にすべてのモデルがアップデートされていますが、ハイバックの大きく違いがあります。このMULTIZONE HIBACKは上部ほど柔らかく、かかとに近づくにつれて硬くなっています。ふくらはぎ部分は刺さる感覚があってはストレスになりますので、その部分はソフトにそしてしっかりと踏むかかと部分はハードに伝達力を良くした作りになっています。

フリーランからパークまでオールラウンドにスノーボーディングする方にはおススメです。
逆に足裏感覚はソフトなエッジングが好みの方はCONTACT PROがおススメです。

抜群の軽さに加えて、まるで映画【MATRIX】の有名なシーンである、のけぞっても転倒しないような感覚が得られます。また昨シーズン個人的に使っていたんですが、パウダーの時のパフォーマンスがとても良かったです。ヒール側への伝達力が早いバインディングだと沈んでしまう感覚があるのですが、このCONTACT PROのTRIPLE ZONE BUSHING SYSTEMは足裏を面で捉えている感覚があってパフォーマンスが良かったです。Sサイズもあるのでレディースにも対応できます。
最後にレディース用バインディングTRILOGY。

もう使った方もたくさんいると思いますが、とにかく【軽い】ことが挙げられます。女性にとってバインディングの重量はもしかしたら、男性よりも重視していい部分かもしれません。朝から夕方までバインディングの重さを感じることなく過ごすことが、疲労度を軽減し長い時間滑ることが可能になってスキルアップにもつながると思います。また締めつけ感の少ないストラップも、女性に優しい機能の一つと言えます。
ベースプレートは【LIFETIME WARRANTY】。要するに【永久保証】